〜ビューティフルエアーのお役立ち情報〜
最近ご家庭でのナチュラルクリーニングが増えています。
そこでナチュラルクリーニングによく使う
『重曹』と『セスキ炭酸ソーダ』
両方ともにアルカリ性なのに何が違うのか?
この2つの特徴を説明します。
『重曹』
・研磨作用 (クレンザーの役目)
・軟水作用 (硬水から軟水に変える)
・中和作用 (酸性の汚れとくっついて中和し汚れを取れやすくする)
・消臭、吸湿作用 (湿気を吸ってくれたり臭いを消してくれたりする)
・発泡作用 (こびりつきを剥がす)
重曹は弱アルカリ性なので、油汚れや手垢などの酸性の汚れにはとっても″効果的″です。
水に溶けにくくペースト状(重曹3の分量に対して水1を混ぜ合わせて作ります)にすればクレンザー(研磨)の代わりになります。
また合成界面活性剤を使用していない人体に無害な物質なので、お風呂の入浴剤や、べーキングパウダーの主成分として料理や胃薬に使われるなど、古くから使用されています。
こびりついた頑固な焦げ付きや茶渋を落としたり、生ゴミや靴など酸性のニオイを中和して
消臭してくれたりと、身の回りの掃除にマルチに活躍してくれる頼もしい存在です。
『セスキ炭酸ソーダ』
・重曹と炭酸ナトリウムを化合した物
・重曹やクエン酸と比べてほとんど素材臭がない
・※重曹よりアルカリ度が高い※
・水に溶けやすい(スプレーとして使用しやすい)
・重曹と同じで合成界面活性剤を不使用なので環境に優しい
重曹と同じ弱アルカリ性なので
『油汚れ・皮脂汚れ・カビ・タバコのヤニ』
こちらの汚れに効果的です。
ただ『重曹』と『セスキ炭酸ソーダ』は用途を分けて使用すると効果的です。
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので重曹のようにペーストにしてクレンザー代わりの使用は出来ません。
″スプレー″として使用し『コンロ周り』や『お風呂場』や『カビ取り』には大活躍してくれます。
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セスキ炭酸ソーダで取れない汚れを重曹をペースト状にした物で研磨すれば綺麗になります。
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ただ使用してはいけない物もあるのでご注意下さい。
『畳や木材などの天然素材』や『アルミや銅』に使用すると変色する恐れがあります。
重曹は研磨力があるのでワックスや塗装している物に使用すれば傷を付ける恐れがあります。
『重曹』と『セスキ炭酸ソーダ』の違いを理解してお掃除すればお掃除力アップ間違いナシです(^^)